美しい風景をもとめて… ~ヒガンバナ~

ヒガンバナは、秋の彼岸の頃に花を咲かせるため、その名がついたといわれる9月を代表する花。曼殊沙華とかリコリスなど呼び名も色々ある花です。田舎にいくと田の畦道に赤い花を咲かせている風景をよく見ますね。

群生している名所は全国にありますが、近くでは埼玉県の巾着田が有名です。もちろん多摩エリアでもヒガンバナの名所がありますよ。それが今回紹介する都立野川公園です。

 

 

同公園へのアクセスは色々ありますが、私は新小金井駅から歩きました。駅で行き方を聞くと、駅員さんから親切に教えてもらい、おまけに案内図もいただきました。

公園入り口から野川沿いに歩いていくと、さくら橋手前左側に自然観察園の入り口が見えてきます。門を入って左側に歩いていくと、赤いヒガンバナの群生が見えます。よく見ると赤い花の下には葉も枝もなく、花径が伸びています。まだツボミの状態のヒガンバナも多く、満開ならさらに真っ赤な絨毯のようになるでしょう。

 

 

ここには白いヒガンバナもあると聞いていたので、今度は入り口から右側に進んでいき、探してみると、可憐に咲く小さな群落を発見。白いヒガンバナも素敵ですね。

 

 

ヒガンバナの鱗茎は有毒なので、今までは花に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。でも今回近くで観察して、花について調べると、少し印象が変わりました。

日本の畦道や堤防などでよく群生している花を見るのは、土に穴を掘る小動物から守るため、あえて植えたのだとか。昔は土葬だったお墓も、そんな理由で植えられているようです。鱗茎のアルカロイド毒は、適切に利用すれば薬にもなると聞き、怖いと思っていたヒガンバナのイメージが変わりました。

 

◇美しい風景に出合った場所:都立野川公園にある自然観察園
http://musashinoparks.com/kouen/nogawa/

※自然観察園の開園時間は午前9時30分~午後4時30分、毎週月曜日定休(祝日の場合は翌日)、入園無料

◇交通アクセス:西武多摩川線「新小金井」駅徒歩約20分

◇撮影日:2017年9月15日(金)